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がんバレー“ジャンプくん”GO!

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北朝鮮への旅「1」

特集『北朝鮮への旅』

 2001(平成13)年9月17日、小泉純一郎首相が平壌に出向き、「日朝平壌宣言」に調印した。それと同時に北朝鮮による日本人拉致問題についても討議され、当時14名とされていた拉致被害者のうち4名が生存され(※曽我ひとみさんは拉致認定者として日本政府は認めていなかった)、約1ヶ月後に5名が日本の地を踏むことになった。それまで、北朝鮮による拉致問題は、世間においてあまり知られてはいなかったし、私も興味なかった。また、それ以後、マスコミは北朝鮮における情報は毎日のようにトップ記事に掲げられた。同年12月、日本の巡視船へ攻撃され、銃撃戦の末、工作船は自爆。2002(平成14)年9月、海底から引き上げに成功した。私は、どうしてもこの工作船がみたくなった。また、2003(平成15)年8月13日、大阪経済大学教授・山田文明氏が脱北支援に失敗し、拘束された末、釈放になった。しかし、脱北者の安否は未だに分からない。その先生や過去において脱北した人たちによる講演が9月13日に大阪で行われることを知り、講演に参加した。そしてその夜、夜行バスで東京の台場・船の科学博物館に直行した。さらに、那賀川町で9月に行われた徳島県人で特定失踪者秋田美輪さん【1985(昭和60)年12月4日失踪】賀上大助さん【2001年(平成13年)12月22日(土)失踪】の話を聞きに行った。また私は、北朝鮮関連の本を読むことにより、どうしても北朝鮮という国に実際に行ってみたくなった。たとえ、行ったとして
も拉致問題が解決できる訳でもない、裏事情がスムーズにはいってくる訳でもないが、イラクと違って今の北朝鮮であれば行けると感じ、計画を立てた。


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